写真家à mains levéesが魅せる「シャネルを紡ぐ手」の魅力

写真家à mains levéesが魅せる「シャネルを紡ぐ手」の魅力

Chanel Nexus Hallで「à mains levées シャネルを紡ぐ手」という展示会が開催されました。

フランス国内にあるシャネルのアトリエに訪れた時に撮影された写真が展示されています。

シャネルの長い歴史や職人にスポットライトをあてた展覧会としてと高い評価を集める事となりました。

写真家à mains levéesとは?

写真家「à mains levées(アンヌ・ドゥ・ヴァンディエール)」は、元々ジャーナリストとして活動をしていました。

「手」をテーマにした「H/and」シリーズを発表した事で写真家として注目を集めるようになります。

現在までにヨーロッパ写真美術館(パリ)やマネスギャラリー(プラハ)といった様々な地域で展示を行ってきたアーティストとしても知られています。

10年間で20ヶ国を訪れ、50の異なる部族やコミュニティの人々のポートレイトを写真におさめています。

この旅でアンヌが感じた失われていく文化への警鐘と継承を表現した作品は、様々な国の美術館やギャラリーで紹介されました。


シャネルの職人の「手」にスポットライトをあてたà mains levées シャネルを紡ぐ手

Chanel Nexus Hallで行われた展覧会「à mains levées シャネルを紡ぐ手」は、シャネルを支える職人の「手」にスポットライトをあてた写真の数々が展示されています。

アンヌは、カンボン通り31番地にあるシャネルのオートクチュールのアトリエやフランス国内にあるメティエダールの13のアトリエを自身の足で取材しました。

シャネルのアトリエにいる職人が作り出す芸術とも言える技術に注目したのでした。

過去・現在と、世界のファッションの最先端を走る、業界を支える職人と良好な関係を築いてきたシャネルだからこそ実現した企画だと言われる事も珍しくありません。

展覧会が始まってからすぐに、今まで公開される事のなかったシャネルの職人の技術を垣間見られると話題や注目を集める事に成功しました。

Chanel Nexus Hallでのà mains levées シャネルを紡ぐ手の開催が決まってからアンヌじゃ、le19Mを始めとした様々なアトリエで撮影した撮り下ろし写真の展示も行っています。

実際に展示会を訪れた人からは、伝統あるシャネルの職人の歴史や情熱を紡ぐ物語として楽しめる工夫が散りばめられたクオリティーの高い展示会という高い評価を得ています。