世界で活躍しそうなのは誰?注目の日本人ピアニストランキング

注目の日本人ピアニストランキング

世界で活躍しそうなのは誰?注目の日本人ピアニストランキング

世界で活躍する日本人ピアニストがどんどん増えているのをご存知でしょうか?いずれは世界的な人気を手に入れるだろうと今後の活躍が期待されている若き才能もどんどん頭角を現してきています。本記事では、今から注目しておきたい日本人ピアニストをランキング形式で紹介していきます。

ピアニストという職業

ピアニストとは、文字通り「ピアノの演奏で対価(収入)を得ている人」の事を指します。
ソロでコンサートだけではなく、バンドやオーケストラのメンバーとしてピアノを演奏する人もピアニストと呼びます。クラシック音楽の演奏者というイメージを持っている人も多くいますが、ピアニストが演奏する楽曲に制限はありません。優雅なクラシックを奏でる人も、荒々しくロックを表現する人も、ピアニストを弾いていればピアニストだという事です。
最近では、銀座にある「Chanel Nexus Hall」などでコンサートやリサイタルが行われる機会が増えた事から、ピアニストも身近な存在となっています。

期待されている注目の日本人ピアニストランキング

注目の日本人ピアニストランキング1位・反田恭平

それでは、本記事の本題である今後の活躍が期待されている注目の日本人ピアニストランキングを発表していきます。ピアニストに関する情報に詳しくないという人は、まずはここで紹介するピアニストから聴いてみることをおすすめします。

ランキング1位 反田恭平

今後世界で活躍する日本人ピアニストとして、最も期待されているのが「反田恭平」です。
サラリーマンの父と主婦の母といった一般家庭で育った半田さんは、小学生の頃に母が愛読していた漫画「のだめカンタービレ」を読んだ事でピアノやクラシックの存在を知ります。中学生になって勧められた漫画「ピアノの森」の作中で主人公が弾いた楽曲を自分でも繰り返し練習していた事は有名です。
高校3年生の時に日本音楽コンクールにて18歳で1位を獲得、さらに、4つの特別賞を受賞するといった輝かしい経歴の持ち主でもあります。
高校卒業後は、ロシアに留学、1年の予備科を経てモスクワ音楽院に主席で入学します。2015年にはイタリアで開催された第25回チッタ・ディ・カントゥ国際ピアノ協奏曲コンクールに参加し第1位を獲得、そのまま同年にメジャーデビューも果たしています。2017年に入ると、ショパン国際ピアノコンクールを目的にポーランドへ留学、ショパン国立音楽大学に入学をしています。
そして2021年に開催された第18回ショパン国際ピアノコンクールで第2位を獲得、これは同コンクールでの日本人歴代最高位タイで51年ぶりの快挙となりました。

ランキング2位 藤田真央

「藤田真央」は、日本を代表するピアニストの一人として知られています。
3歳からピアノを始め、東京音楽大学付属高校、東京音楽大学を卒業し、さらにドイツのハンス・アイスラー音楽大学で研鑽を積んでいます。
藤田さんは、数多くの国内外のコンクールで受賞歴があり、小学生の時には全日本学生音楽コンクール・小学生の部で優勝していて、幼い頃から将来が期待されていたピアニストでもありました。
現在は、コンクールだけではなく、国内外の多くの音楽祭やコンサートに出演し、高い評価を得ています。幅広いレパートリーを持ち、ショパンをはじめとするロマン派の作曲家から、バルトークやストラヴィンスキーといった現代音楽まで幅広く演奏しています。その演奏には、力強さと繊細さが共存しており、多くの聴衆を魅了しています。
彼女は、今後も音楽界で注目を集める存在であり、日本の音楽文化の発展に大きく貢献していくことが期待されています。

ランキング3位 牛田智大

「牛田智大」は、1歳の頃から電子ピアノで遊ぶなど、音楽に囲まれる環境で育ちました。3歳の頃に見た郎朗やユンディ・リのDVDがきっかけでピアノを始めます。
2012年には、日本人クラシックピアニストとして史上最年少の12歳でアルバム「愛の夢」でデビューを飾りました。プロのピアニストとして活動を始めてからは、海外アーティストとの共演や音楽団からの招待など、精力的に活動を行ってきました。
現在は、独自の音楽観を持ち、高い演奏技術と豊かな表現力を兼ね備えたピアニストとして、国内外で高い評価を得ています。今後も、彼の音楽的活動に注目が集まります。

まとめ

今回は、今後世界での活躍が期待されている3名の日本人ピアニストを紹介しました。
同じ楽曲を演奏しても全く異なる印象を受ける3人のピアニストの高い表現力は、音楽初心者にもささるものがあります。
クラシック音楽に興味を持った、今後の活躍に期待ができる若手ピアニストを自分で発掘してみたいという人は、Chanel Nexus Hallで定期的に行われている「シャネル・ピグマリオン・デイズ」を覗いてみてはいかがでしょうか?