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EXHIBITION

KYOTOGRAPHIE 京都国際写真祭 2017
MEMENTO MORI  ロバート メイプルソープ写真展 ピーター マリーノ コレクション

Tulip, 1984 Gelatin Silver Print © Robert Mapplethorpe Foundation. Used by permission.

Tulip, 1984
Gelatin Silver Print

© Robert Mapplethorpe Foundation. Used by permission.

Ken Moody and Robert Sherman, 1984 Gelatin Silver Print © Robert Mapplethorpe Foundation. Used by permission.

Ken Moody and Robert Sherman, 1984
Gelatin Silver Print

© Robert Mapplethorpe Foundation. Used by permission.

Orchid, 1988 Gelatin Silver Print © Robert Mapplethorpe Foundation. Used by permission.

Orchid, 1988
Gelatin Silver Print

© Robert Mapplethorpe Foundation. Used by permission.

Watermelon with Knife, 1985 Gelatin Silver Print © Robert Mapplethorpe Foundation. Used by permission.

Watermelon with Knife, 1985
Gelatin Silver Print

© Robert Mapplethorpe Foundation. Used by permission.

2017.4.15 SAT - 5.14 SUN

10:00 - 18:00 水曜休館 (5月3日は開館) 入場無料

開催場所
誉田屋源兵衛 竹院の間
(京都府京都市中京区室町通三条下ル西側)

INTRODUCTION

京都が最も美しい春の時期に、寺社や町家など京都ならではのロケーションを舞台に、世界各国から選び抜かれた写真で街全体が満たされるKYOTOGRAPHIE京都国際写真祭。シャネル・ネクサス・ホールは、2013年のスタートより、この写真祭に参加し、展覧会を開催しています。2017年は、東京・銀座に続き、「MEMENTO MORI ロバート メイプルソープ写真展 ピーター マリーノ コレクション」を誉田屋源兵衛にて開催いたします。

20世紀後半に最も影響力のあったアーティストの一人、ロバート メイプルソープは、その卓越した写真技法や構図だけでなく、高度に様式化され、時として物議をかもす写真作品で知られています。本展では、メイプルソープ作品の最も重要なコレクターの一人であり、シャネル銀座ビルディングの設計を手がけるなど、国際的に活躍する建築家ピーター マリーノのプライベートコレクションを、創業280年を迎える京都の帯匠、誉田屋源兵衛の「竹院の間」にて展示いたします。マリーノは、自然美と肉体美、束縛と破壊をテーマに作品を構成しました。構造物としての肉体、静物や彫像といった形式的な古典主義と、より挑発的な被写体に対する単刀直入な表現とを対比させることによって、メイプルソープの作品群が持つ複雑な二元性に迫ります。

誉田屋源兵衛 竹院の間 Kondaya Genbei Chikuin-no-Ma
誉田屋源兵衛は呉服問屋が立ち並ぶ室町で江戸期から続く帯匠。280年近くもの間、帯問屋を手掛けてきたが、現当主10代山口源兵衛が帯の制作を始め帯匠となった。明治期から大正期にかけて建てられた店舗は、間口からは想像もつかないほどの敷地が広がる大店町屋で、宮大工の名棟梁、三上吉兵衛による貴重な建築となっている。

ARTISTS

ロバート メイプルソープ
Robert Mapplethorpe

写真家。1946年11月4日米国ニューヨーク州フローラルパーク生まれ。郊外のロングアイランドで育ったロバート メイプルソープは、ブルックリンにある美術大学の名門、プラット・インスティチュートでB.F.A.(美術学士号)を取得した。作品制作を開始した当初は、ファウンド・フォトを含むミクストメディアの手法でコラージュ作品を制作していたが、70年代初頭、ポラロイドカメラで実験的試みをするようになり、この初期の頃にもユニークな作品を数多く制作している。1973年、ニューヨーク市のライト・ギャラリーで、ポラロイド作品による初の個展を開催した。
しかし、写真に焦点を絞り、これを自身の芸術的表現における唯一の手段として取り組み始めたのは、70年代中頃になってからのことだった。やがて、鮮明な個性を肖像写真に捉える才能で知られるようになり、彼の被写体は社交界の名士、有名人から、芸術家やニューヨークの前衛的サブカルーチャーの担い手にまで及んだ。80年代に入ると、メイプルソープの作品制作はよりフォーマルな肖像写真と、とりわけ花に主眼を置いた静物写真へと向かった。彼が用いた多様な写真のプリント技術には、グラビア印刷、ダイトランスファー、チバクローム、ゼラチンシルバーなどが含まれる。1988年にスタートした巡回個展「The Perfect Moment」は、そのセンセーショナルな内容から物議をかもし、メイプルソープの作品が「芸術」の定義を問う、国を挙げての大々的な政治論争の的となった。以来、彼の作品は、世界中の高名な美術館やギャラリーでの回顧展や企画展で広く展示されるとともに、学者や自由な表現の提唱者たちの間でやむことのない議論を引き起こし続けている。
1988年、メイプルソープはAIDSとHIV感染の治療法や処置法を進歩させる医学的研究への支援と、美術としての写真に対する機関レベルでの支援を目的に、非営利団体のロバート メイプルソープ財団を設立。その翌年、1989年3月9日マサチューセッツ州ボストンでAIDSにより逝去。

ピーター マリーノ
Peter Marino

建築家。アメリカ建築家協会特別会員のピーター マリーノは、国際的に高い評価を受けている設計・企画・デザイン会社、ピーター マリーノ設計事務所(ニューヨーク、従業員数160名)の代表。フランス文化勲章受章者であり、ヴェネチア・ヘリテージ財団およびフランスの装飾美術中央連合・国際委員会の評議員に名を連ねている。文化的デザインプロジェクトとして、「One Way:Peter Marino」展(バス美術館、マイアミ、2014-2015年)、マリーノ所蔵のルネサンスとバロックのブロンズ像を展示した「Beauty and Power」展(ウォレス・コレクション、ロンドン、2010年)や、レ・ララン(Les Lalannes)回顧展(パリ装飾芸術美術館、2010年)およびツヴィンガー宮殿(ドイツ、ドレスデン)の陶磁器コレクションにおけるマイセン常設展のインスタレーションデザインがある。